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飼っていたペットに飼われています。
第1章 【第1部 すれ違う視線】序章 飼い主の凋落(スイ目線)

食べてやろう、全身を噛みちぎって食らいつくしてやろうと思っていた。
それなのに震えるアイツを見て、服を引き裂いて、透けるように白い肌と柔らかな肉を目にしたとき俺の欲望は別のものに変わっていたんだ。
「…食べられちゃったほうがよかったよ。」
後に泣きながらそうこぼしたアイツの耳元で俺は胸が満たされるのを感じながら地獄の言葉を囁く。
「これからは俺が飼ってやるから安心しろよ。」
この日から主人と愛玩動物の立場は逆転した。
それなのに震えるアイツを見て、服を引き裂いて、透けるように白い肌と柔らかな肉を目にしたとき俺の欲望は別のものに変わっていたんだ。
「…食べられちゃったほうがよかったよ。」
後に泣きながらそうこぼしたアイツの耳元で俺は胸が満たされるのを感じながら地獄の言葉を囁く。
「これからは俺が飼ってやるから安心しろよ。」
この日から主人と愛玩動物の立場は逆転した。

