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飼っていたペットに飼われています。
第20章 【裏】 おねだり(サキ目線)
 スイは満面の笑顔だった。
「サキ、嘘つく子は飼えないよ?」
「ごめんなさい…。」
「じゃあ、ちゃんと説明して。」
「その…ね、スイに…意地悪なこと言われると…、お腹の中が熱くなって…なにかが…溢れちゃうの…。」
「気持ちいいんだ?」
 少しの間のあとにコクンと頷く。
「もっとしてほしくなっちゃった?」
 戸惑いながらもう一度頷いた。
「じゃあご主人様におねだりしないとね?」
 そういってサキの耳元で信じられない命令を出した。



「ほら、サキ早く」
 ニヤニヤしながらスイが急かす。でも、こんなことできない…。
「…素直じゃないペットはどうなるのかなぁ? あと5秒しか待たないよ。5、4、3…。」
 おずおずと足を開いて手で抱えた。自分でも見たことのないソコにスイの視線が遠慮なく注がれているのを感じる。
 続けて息を吸い、小さな小さな声でサキは言葉を紡ぐ。
「……サキの…えっ…ちな…気持ちいい…トコロ…、スイの…おっきな…アレで…気持ち…よく…してください…。」
 顔を真っ赤にして泣きながら言うサキの頬を舐めながら、
「まあ、ぎりぎり合格かな。」
 と笑うスイの目はこれまで見たことのない支配する者の興奮が宿っていた。
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