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イケないキミに白い林檎を
第16章 わたしのこいびと

「えっと……」

颯太のこともあって余計に分からなくなってしまった自分の気持ち。

セックスで挿入をしない部分を除いては、彼氏としてこれと言った不満はない。

泣かされるような酷い事もされていないし、寂しくなることもなかった。


でも恋人として好きかどうか聞かれると迷ってしまい、答えることができない質問に黙ってしまう。


「…………」


「……そうか、分かったよ。素直で偉いね」


そのままベッドに倒されると、ソラ先輩の手が私の秘部を触れる。
愛液を指につけるように擦られてから一本の指がゆっくりと膣へ入ってきた。
満たされていなかった中に快感が走る。


「あぁっ…、はぁっ……今度こそ…してくれるんじゃ…なかったんですかっ……」


「イかせるとは言ったけど、あげるなんて言ってないよ」


「また意地悪ですか……」

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