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第31章 あとがき

幸せがテーマの一つだったのですが、不幸になった者、幸せになった者、極端に分かれたと思います。
その人物からすれば人生のひとつの転機だったのかもしれません。


また、この作品を書いている時が私にとって幸せな時間となっていました。

頭の中でずっと考えていた風子たちの話を書きたいと思ったことが、実は小説を書き始めるきっかけとなっていたので。


この作品と向き合っている時は次はどうしようかと毎日考えていました。

終盤になると終わるのが寂しくて泣きながら書いていたこともありました。

でもそのくらい思い入れのある作品を書けてとても楽しかったですし、満足です。


何より応援して下さった方がいたからこそ、続きを書くことがより一層幸せに感じたのだと思っています。

感想、栞、エモ、拍手に何度も励まされて最後まで走り続けられたことはとてもいい思い出になりました。心より感謝申し上げます。


この度は読んで下さり本当にありがとうございました。



咲樹こいと