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イケないキミに白い林檎を
第22章 Reminiscence
強気の彼が誰にも見せようとしなかった弱さ。
つらくて悲しい過去だけど、話してくれたってことは恋人の私に心を開いてくれたってこと。
それをしっかりと受け止めた私はソラ先輩に唇を重ねた。
何度か重ね合ってから、深く濃厚に舌を絡ませていく。
付き合って半年は経つけど、私のことをなぜこんなにも愛してくれるのか未だに分からない。
颯太と付き合っていた頃よりも世話を焼いていないし、無闇に性行為もしていない。
でも失った二人から得た不安もあるんだろうと思った。
夢中になってキスをしているうちに純粋でいれなくなる私の体。
欲しがるように腰を動かして熱いモノの存在を感じようとすると、敏感なところを愛撫して悦ばせてくれる。
もっと触れ合いたくなった私は下着を脱ぎ捨ててアソコをソラ先輩のモノに擦り付けた。
「乙羽さんは積極的だね。そこまですると今度こそするよ?」