この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イケないキミに白い林檎を
第26章 運命の赤い糸

「記憶を取り戻さないと…私はソラ先輩に本当に愛されないの……」

やり場のない気持ちを抑えきれなくなってじわっと涙が浮かんでくる。
隣に座っている莉乃さんが背中をさすって宥めてくれた。

「だから泣くようなことになるって言ったんだ。風子は泣き虫だからな」

「意地悪で言ってるのかなって思ってた」


「もう人を騙すのは懲り懲りだ。特におまえを裏切ることはしたくねえ……」

懺悔をしているように沈んだ声。

それを聞いた私はスカートの上で握りこぶしを作ってこれ以上泣かないように堪えていた。


あの忠告は私のために言ってくれていたものだったんだ……。


「裏切ることをしたくないなら教えてよ……」

/894ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ