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第26章 運命の赤い糸

「なんで会ったの？束縛させてもらうって言ったよね？」

「私の過去のことを知ってるかなと思いまして……」

「俺が教えなかったから颯太に頼ったわけか。心外だね」

顔色を伺ってみるとやはり不機嫌になっていた。


「ソラ先輩との約束があると言って何も教えてくれなかったんですけどね。それに莉乃さんがついてきてくれたので二人っきりにはなっていません」

「一応守っていてくれたのか……。でも友達を付けてセーフにしようするとは相変わらずいけない女だな」

胸の突起を指で摘んだり悪戯されて体がビクビクと反応する。

「んんっ……。……ごめん…な…さい」