この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
コーストライン
第2章 黒電話




「こっからは別行動だからな」

「「「ごちそうさまでした」」」

「春菜またね」

「今度ゆっくり女子会しましょう」



そう約束してお互いの車に乗り込む。



「どっか行くところあります?」

「んー、ないなー

圭吾君もありがとね、私達姉弟に付き合わせちゃって、昨日もバイト遅かったんじゃないの」

「あー、大丈夫っす
昨日はBARの方だったから」

「BAR?」

「叶和さん男連れで来てたじゃないですか」

「。。。は、アソコもバイトしてんの」

「オーナーが一緒なので、たまにヘルプで呼ばれるんですよ」

「ってことはあの時も」

「バイトでしたけど」

「え、女の人と。。。」

「やっぱ、叶和さんだったんだ

内緒ね、って言ってもアレから叶和さん来てないみたいだけど」

「一見さんお断りだから行けないわよ」

「俺の名前出せばイイでしょ

結構女性お一人様で来てる方もいますよ」

「や、無理

『いますよ』って、問題起こしたくないし」

「やっぱ」

「って圭吾君、あの女性は」

「身元のちゃんとしている行きずりの人」

「そういうのって」

「お互い了解済みだから」

「カノジョは」

「いませんよ、面倒くさい」

「えっ、私の職場での人」

「アレは知り合い、なんなら叶和さん俺と付き合ってみる」

「イヤ、カレいるし遠慮します」

「。。。カレね」



含んだものの言いようだったが、圭吾との会話の内容に叶和は気づかなかった。





/77ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ