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パズルー番外編ー
第9章 大団円
「なーんかさぁ、源氏物語みたいだねぇ。」
ケイちゃんが、コーヒーに落としたミルクをスプーンで、かき混ぜながら呟く。
「源氏物語?紫式部の?どの辺が?」
「光源氏の息子の、夕霧ってオトコはね。プレイボーイの父親と違って、幼なじみの女の子と結婚して、すっごい子沢山の父親になんの。」
「そうなの?」
「うん。でね、光源氏の親友の息子で、夕霧の親友の、柏木ってのが、光源氏の奥さんの1人に横恋慕して、寝取っちゃって、子供が出来るのね。」
「源氏物語ってそんな話なの?」
「うん。授業でやってるんだけど。結構中身は昼ドラみたいよ。まぁ、宮中のやんごとなき姫様方が続きが気になってしょうがないって騒いだっつって、結局他人のドロドロした恋愛事情が好きなのってオンナのサガなのかもね。」
ケイちゃんは軽く笑ってコーヒーを飲む。ケイちゃんは大学生で。文系の学部だって言ってたから、そんな授業もあるんだ、と驚いた。
ケイちゃんが、コーヒーに落としたミルクをスプーンで、かき混ぜながら呟く。
「源氏物語?紫式部の?どの辺が?」
「光源氏の息子の、夕霧ってオトコはね。プレイボーイの父親と違って、幼なじみの女の子と結婚して、すっごい子沢山の父親になんの。」
「そうなの?」
「うん。でね、光源氏の親友の息子で、夕霧の親友の、柏木ってのが、光源氏の奥さんの1人に横恋慕して、寝取っちゃって、子供が出来るのね。」
「源氏物語ってそんな話なの?」
「うん。授業でやってるんだけど。結構中身は昼ドラみたいよ。まぁ、宮中のやんごとなき姫様方が続きが気になってしょうがないって騒いだっつって、結局他人のドロドロした恋愛事情が好きなのってオンナのサガなのかもね。」
ケイちゃんは軽く笑ってコーヒーを飲む。ケイちゃんは大学生で。文系の学部だって言ってたから、そんな授業もあるんだ、と驚いた。