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パズルー番外編ー
第9章 大団円
「でもさ、光源氏の奥さんの1人ってことはつまり、友達のお父さんの奥さん、てこと?年齢的にどうなの?その柏木ってヒトは年増キラーなの?」
ケイちゃんは、ちゃうちゃう、と手を振って、
「その奥さんは、三の宮って言うんだけど、光源氏が40超えてから、お兄さんにどうしても末娘を頼むって言われて迎えた姪っ子で、20歳前くらいなの。で、夕霧と柏木は20代の若者。」
「え?姪っ子と結婚しちゃうの?」
「昔の話だからね〜。三親等とか関係ないんじゃない?で、光源氏は、不義の子を産んだ三の宮にもイラつくんだけど、柏木にも腹立てるわけ。自分の親友の息子だし、自分の息子の親友でもあるから、何かと目を掛けて可愛がってやったのに、恩を仇で返すのか、って。」
「はぁ…」
親友の息子で息子の親友…回文みたい…
「どの辺が私に似てるの?」
「まぁ、ちょっと待ちな。でね。光源氏はネチネチ柏木に嫌味を言っていじめるわけ。お前が私の奥さんに手を出したことを知ってるぞ、って。で、一時の感情でエライことしちゃった、ってビクビクしてた柏木は、思い詰めちゃうのね。更に、私の酒が飲めないのか的なアルハラチックなことされて、病気になって死んじゃうんだよね。」
「…なんか、展開が目まぐるし過ぎてついていけない…」
ケイちゃんは、ちゃうちゃう、と手を振って、
「その奥さんは、三の宮って言うんだけど、光源氏が40超えてから、お兄さんにどうしても末娘を頼むって言われて迎えた姪っ子で、20歳前くらいなの。で、夕霧と柏木は20代の若者。」
「え?姪っ子と結婚しちゃうの?」
「昔の話だからね〜。三親等とか関係ないんじゃない?で、光源氏は、不義の子を産んだ三の宮にもイラつくんだけど、柏木にも腹立てるわけ。自分の親友の息子だし、自分の息子の親友でもあるから、何かと目を掛けて可愛がってやったのに、恩を仇で返すのか、って。」
「はぁ…」
親友の息子で息子の親友…回文みたい…
「どの辺が私に似てるの?」
「まぁ、ちょっと待ちな。でね。光源氏はネチネチ柏木に嫌味を言っていじめるわけ。お前が私の奥さんに手を出したことを知ってるぞ、って。で、一時の感情でエライことしちゃった、ってビクビクしてた柏木は、思い詰めちゃうのね。更に、私の酒が飲めないのか的なアルハラチックなことされて、病気になって死んじゃうんだよね。」
「…なんか、展開が目まぐるし過ぎてついていけない…」