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手を繋ごう〜愛憎II〜
第5章 お風呂の時間
部屋に入って、体を離し、萌をベッドの脇に座らせた誠。


「大丈夫?萌、気持ち悪くなってない?」

「大丈夫」

と、言う萌に

「お茶、飲ませてあげる…」

と、言い、お茶を口に含み

少しずつ少しずつ…と思いながらゆっくりと萌に口づけをする。

「んぐ…んぐ…」

喉がコクコクしているが、口と口の隙間からお茶が出て、ツーッと萌の口の隅を滴らせる。

滴ったお茶を舌で舐め、もう一度、深いキスをする。

顔を離し

「萌……ごめん……俺もう限界……」

と言う誠。

萌は

「ん…」
と頷く。

誠は、自分の股間にゴムを付けた。

「ねぇ、べっドで四つん這いになって……?」

誠は萌に囁いた。

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