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手を繋ごう〜愛憎II〜
第27章 静かな日常と影
誠は
「ハマっちゃったんだ…」

とクスクス笑いながら言うと

「まこちゃんだからだもん。」

と、中々嬉しい事を言ってくれる愛おしい彼女。

誠はタオルの拘束と、目隠しを取り、いつもの様に後ろ向きにさせ、

「萌が気が済むまでやってあげる…」

と囁き、

両手の中指にサックを付けて、刺激する。

どうやら痴漢が最初だったので基本的にこのスタイルが馴染みやすいらしい
…と誠はまた脳にインプットする。

背中をツーを舌で舐めながら

クリクリ…と言う、中指と人差し指の乳首の刺激と、クリトリスの刺激に

「ああ…あぁぁんっはぁんっ」

萌が背を仰け反らすのを、押さえつけ愛撫を続ける。

「ひあっああんああ…はぁ…まこちゃ、挿れて?」

「良いの?」

「んん、やっぱりおちんちん、挿れてもらうの、一番好き…」

と、呟く様に言う萌に

「今日は大サービスな」

と、コンドームを付けた上で、そのまま、指サックを装着した指でクリトリスを刺激しながら、片足を上げてピストン運動をする。

「はぁんっあぁんああっ」

時々グリグリとしながら、腰動かす誠。

いつもの如く、膣壁の蠢きに、持ってかれそうになりながら、はぁ…と、吐息を漏らし、ピストン運動をして行く。

「あぁんああっあああああっ!」

びくんっと痙攣して

(やはりここで終わりか…)

と、動きを止めた。



「まこちゃんまこちゃん」

「んー?」

髪の毛をいじりながら、萌の問い掛けに答える誠。

「指サック貸して!」

「へ?」

「指サック!」

外していた指サックを手渡すと、萌は指サックを装着し、誠の乳首をグリグリと刺激してくる。

「うわぁっやめてやめてやめて!!」

ジャリジャリの快感にペニスがまた勃起してきてしまう。

「あとメンソレー…」

「タムは絶対ダメ!!」

と、ぎゃあぎゃあ騒いでいた時、ピンポーンとチャイムが鳴り、二人顔を見合わせ、お約束の如く

「「し、しまった…っ!!」」

と、飛び起きるのだった。







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