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手を繋ごう〜愛憎II〜
第5章 お風呂の時間
「あっ!」

誠は、そう言えば…と思い出した。

萌の護衛と勉強ですっかり忘れてた。

「ん?」

と、萌は聞く。

「期末が終わったらさ、丸山先輩と亮先輩と遊園地に遊びに行こ?」

誠は言った。

「え?丸山先輩と亮先輩の四人で?」

と、聞く萌。

「ううん、美咲先輩と亮先輩の彼女も一緒だよ」

と、誠は言う。

はた、と、萌は何か思い出したように

「丸山先輩、ついに動き出したかぁぁ〜」

と、クスクス笑い出す。

「ん?萌知ってたの?」

「最初から知ってたよ〜!丸山先輩の口ぶりで、なんとなく、ね?」

と、萌は言った。

「はははっ!いつも二人見てるけど、美咲先輩が結構一筋縄で行かなそうな感じしたなぁ〜」

誠は笑う。

「うん…そうなんだよね……」

何か思い出したように、顔を曇らせる萌。

「え。マジ?何あったの?」

(何があるんだろ…)

誠は聞くと

「おいおい…話す…多分丸山先輩、知ってる…」

と、言った。


「なんかすごい重大な事?」

誠は怪訝な顔で言う誠に


萌は

「…うん。」

と、頷いた。

誠は気を取り直したように

「まぁ、その二人に明日は会うしな。
そいや、勉強した内容ちゃんと頭に入ってるか?」

と萌に聞く。

萌は

「もっちろん♪」

と、顔を弾ませて言った。

「そしたら、明日と来週、テストして、どちらか片方80点以下だったらオシオキな。」

(明日は優しくするけどね〜。あっ来週だったら、落ち込んじゃうかな?
いや、明日思いっきり難しくしても、来週オシオキはテスト前キツイし…)

と、思案していたら

「ええっ!!なにそれ。何すんのよ。」

少しビビり顔な萌に


「何されたい?」

と、ニヤリと萌に聞く。

萌は赤くなって

「いや!私!二つ共80点以上取るし!!」

と言った。



「おお〜、大きく出たなぁ。」

と言う誠に

「ったりまえでしょ!」

と返す萌。

(ふふふ…問題はこの俺様が作るんだぜ?)

と思いながら

「まぁ、気楽に受けれよ!」

と、萌に言い、

萌は

「うん。」
と、頷いた。





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