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第10章 萩原 義隆
午後から買い出しに出かけ、夕方からは買って来た食材を小分けにしたりストック食材を作ったりして、土曜日が終わる。
明日ものんびりした休日を過ごす予定だ。
それから定期的に、菜摘は、私のハンドケアをしてくれるようになり、それより頻度は低いが、偶にパックや顔の角質を取るケアもしてくれるようになった。
初めのうちこそ気恥ずかしかったが、何もしなければただ老いていくだけだし、菜摘のためにも少しでも若々しくありたい、とは思っているから、黙って従っている。
しばらくして会社で、会議終わり、資料を纏めていたら、たまたま隣に座っていた女性の係長に、
「萩原部長って、手お綺麗ですね…!肌もきめ細かいし…メンズエステとか行かれてるんですか?」
と聞かれ、一瞬ドキッとした。
そこまではしないよ、彼女の趣味がエステごっこでね、と苦笑したら、ご馳走様です、と笑われた。
ーfinー
明日ものんびりした休日を過ごす予定だ。
それから定期的に、菜摘は、私のハンドケアをしてくれるようになり、それより頻度は低いが、偶にパックや顔の角質を取るケアもしてくれるようになった。
初めのうちこそ気恥ずかしかったが、何もしなければただ老いていくだけだし、菜摘のためにも少しでも若々しくありたい、とは思っているから、黙って従っている。
しばらくして会社で、会議終わり、資料を纏めていたら、たまたま隣に座っていた女性の係長に、
「萩原部長って、手お綺麗ですね…!肌もきめ細かいし…メンズエステとか行かれてるんですか?」
と聞かれ、一瞬ドキッとした。
そこまではしないよ、彼女の趣味がエステごっこでね、と苦笑したら、ご馳走様です、と笑われた。
ーfinー