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第11章 彼らと私の初収録。②【スイ目線】

　サキが出ていくのを確認したあと　裕美が手配した衣装に着替えながらメンバー同士で口々に話す。
「いやあ、あの大人しかったサキちゃんが短期間でこんなに立派なマネージャーさんになるとはねぇ。あとスイよく頑張った。」
　とヤス。
「スイに犯されて泣いてた頃は、まさかこんなことになるって想像できなかったよ〜！　それとよく耐えたな、スイ！」
　とリョウ。
「俺も感動した！　サキちゃんのためにも絶対頑張ろう！　我慢して偉いぞ〜スイ！」
　とコウヘイ。
「……まあ、普通に殺したいけど。仕方ないじゃん、アイツがあんな頑張ってる姿みたら。」
　溜息を吐きながらジャケットに青いコサージュを付けた。