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続・飼っていたペットに飼われています。
第14章 彼は兎と戯れる。②(サキ目線)
 サクラギさんにご挨拶に行くと、開口1番に言われる。
「うわーー! すげーー! これが長谷川さんが言ってたHカップマネさんか! よろしくサキちゃん!」
「あの、番組ではどうかご内密に…。よろしくお願いします。」
「うん! DEEP BLUEさんもよろしく! 俺すっかり君たちのファンだよ。」
 サクラギさんの言葉は伊達じゃなく、本当にDEEP BLUEの過去の曲なども全部聞いて勉強しておいてくれたらしい。本番でもトークが弾む。
「で、今日一緒に歌う曲だけど3部作なんだよね? どーやったらあんないい曲3週連続で惜しげもなく出せちゃうの?」
「そうなんすよ! うちのボーカルが天才なんで。『H』で運命感じてた女の子にフラレて、『Re START』で気合入れ直して、『BURST』で生まれ変わってその子口説き落とすって流れになってます!」
 サクラギさんの問いにカウンターで向かい合ったコウヘイさんが嬉しそうに答える。
「うんうん。なんか聞いてるとすごい力もらえるよね。絶対男が燃える曲だよ! これまでのDEEP BLUEの曲に出てくる女の子って、ちょっと守ってあげないといけないか弱い感じのコって印象だったんだけど、今回の女の子は超煽ってくる気強い女の子じゃない? なんか心境の変化あったの? スイくん。」
「…まあ、生意気な女もいいなって思って。で、夜はしおらしくなるトコも可愛いし。」
「「「アッハッハッハッ…!」」」
「いやー、スイくんほんと天才だわ。深夜でよかったー! じゃあ行きますか。サキちゃんよろしく!」

「…はっ、はい! では聞いてください。サクラギトオルとのスペシャルコラボでお送りします、DEEP BLUE最新曲『H』『Re START』『BURST』3曲に続けてどうぞ!」
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