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続・飼っていたペットに飼われています。
第18章 【裏】大人になった君と狂った歯車。③(サキ目線)

昨日は、久しぶりに偶然スイに会えて、胸が締め付けられるくらい嬉しかった。
私がいたら怒ってすぐに出ていってしまうかもしれないと思ったけど、気まずそうにしながらも最期まで目を見て黙って話を聞いてくれた、優しい優しい大好きな人。
私の気持ち…、ちゃんと伝わったかな?
チャイムの音が鳴って、ハッとしながら気持ちを切り替えて出迎えた。
ーーガチャっ。
「こんにちはサキさん。面接のお約束を頂いたyouです。」
約束の15分前にやってきたその人を、ソファまで案内する。
「youさん、コーヒーとお茶どちらがいいですか?」
「紅茶…、ありますか?」
「あ、はい。ありますよ! いまお淹れしますね。」
「サキさんも、紅茶お好きですよね?」
「いえ…、私は。前はすごく好きだったんですけどね…。」
私がいたら怒ってすぐに出ていってしまうかもしれないと思ったけど、気まずそうにしながらも最期まで目を見て黙って話を聞いてくれた、優しい優しい大好きな人。
私の気持ち…、ちゃんと伝わったかな?
チャイムの音が鳴って、ハッとしながら気持ちを切り替えて出迎えた。
ーーガチャっ。
「こんにちはサキさん。面接のお約束を頂いたyouです。」
約束の15分前にやってきたその人を、ソファまで案内する。
「youさん、コーヒーとお茶どちらがいいですか?」
「紅茶…、ありますか?」
「あ、はい。ありますよ! いまお淹れしますね。」
「サキさんも、紅茶お好きですよね?」
「いえ…、私は。前はすごく好きだったんですけどね…。」

