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続・飼っていたペットに飼われています。
第18章 【裏】大人になった君と狂った歯車。③(サキ目線)

小さな違和感を感じつつお茶を出して向かい側に座り、面接を開始する。
「じゃあ、youさん本業はお医者様なんですね!」
「ええ、親の病院で。子供が好きなので小児科をやっています。」
「わぁ〜、素敵ですね! 送ってくださった曲もウエディングソングでしたし、素敵なお人柄が伝わります。お顔もまるでおとぎ話に出てくる王子様みたいで、本当にお綺麗ですね。」
そう、目の前に座る彼の顔は驚くくらい私のタイプだ。流れるダークブラウンの髪に優しい二重の奥にある茶色い瞳。スッと通った鼻筋、薄い口角の上がった唇。
その顔はまるで作り物みたいに美しかった。
思わずぽーっとなる自分に、youはニコッと微笑んでリップサービスまでしてくれる。
「ははは。実は病院でもプリンス先生なんて呼ばれてるんです。サキさんに気に入って頂けたようでよかった。僕は初めてあなたを見たときからずっとファンなんです。」
「え? じゃあライブザファーストをご覧になって頂いてるんですか⁉ 成り行きであんな格好で出ることになってしまってお恥ずかしいです…。メンバーにも酷く怒られてしまいました…。」
「…それは、SUIさんに、ですか?」
「? ……はい。あっ、そっか! youさんはSUIの歌を聞いて歌手活動を始めて、うちに応募して下さったんですもんね!」
「そうなんです、彼をテレビで見てビビッときて。是非お会いしたいなぁ。」
「じゃあ、youさん本業はお医者様なんですね!」
「ええ、親の病院で。子供が好きなので小児科をやっています。」
「わぁ〜、素敵ですね! 送ってくださった曲もウエディングソングでしたし、素敵なお人柄が伝わります。お顔もまるでおとぎ話に出てくる王子様みたいで、本当にお綺麗ですね。」
そう、目の前に座る彼の顔は驚くくらい私のタイプだ。流れるダークブラウンの髪に優しい二重の奥にある茶色い瞳。スッと通った鼻筋、薄い口角の上がった唇。
その顔はまるで作り物みたいに美しかった。
思わずぽーっとなる自分に、youはニコッと微笑んでリップサービスまでしてくれる。
「ははは。実は病院でもプリンス先生なんて呼ばれてるんです。サキさんに気に入って頂けたようでよかった。僕は初めてあなたを見たときからずっとファンなんです。」
「え? じゃあライブザファーストをご覧になって頂いてるんですか⁉ 成り行きであんな格好で出ることになってしまってお恥ずかしいです…。メンバーにも酷く怒られてしまいました…。」
「…それは、SUIさんに、ですか?」
「? ……はい。あっ、そっか! youさんはSUIの歌を聞いて歌手活動を始めて、うちに応募して下さったんですもんね!」
「そうなんです、彼をテレビで見てビビッときて。是非お会いしたいなぁ。」

