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続・飼っていたペットに飼われています。
第19章 【裏】大人になった君と狂った歯車。④(サキ目線)
「くるし…っ! …どうして? …なんでこんな事…⁉」
 グッ! と侑斗が新しい縄を巻く都度強く締め直し、縄同士が擦れてギシギシと軋んだ音を立てる。
 その度に心も体も悲鳴をあげ続けて息をするのも苦しい。抗議の言葉を続けても、近隣の人に助けを求める叫び声も一向に報われることはなかった。

 真っ赤な縄で細い腕を後ろ手に、胸はその大きさと柔らかさを主張するように四角く囲い、白い脚は大事な部分を寸部も隠せないように曲げて膝を左右に大きく開いた状態で拘束したサキを、侑斗は満足げに眺めている。
「よし…、完成だよ! 思ったとおりサキはM字開脚縛りが1番似合うね。白い肌に赤い縄が美しく映えてるよ。じゃあ、いよいよ…。長年ずっとずっと待ち望んでいた、俺だけの"ココ"とご対面しようかな?」
 最後に1枚残されたショーツの上から割れ目をツッとなぞり、横にある紐状になった部分にメスを差し込んで楽しげに裂きながらら男は息を荒くして言った。
 ービリッ。……ビリリッ。
「…‼ 待って…ぇ! ソコは…! ………ふぇっ。…うぅ…ひどい…。」
 たった1人の大切な人にしか見せた事がなかった部分が外に醸され、目線を注がれて、なんとか心を繋いでいた細い糸まで切られたようにサキの目から涙がぽろぽろ溢れ出す。
「ああ…! すごい! 今までこんな綺麗なトコロ見たことないよ! まるで生まれたての赤ん坊のような桃色で全く穢れてないね。俺のためにずっと守ってきてくれたんだ?」
 じっとその場所を凝視しながら感嘆の声を上げたあと、閉じ気味の花弁をさらに大きく寛げて媚肉中を熱く滑った舌が隅々まで襲ってくる。
 使われた注射の成分は麻酔だったようで、媚薬の効果がないぶん快感は全く感じられず、肌が粟立つほど不快な刺激に堪らず声が出て、侑斗を勘違いさせてしまう。
「うっ…! ぐっ…! イヤっ…嫌ぁっ…!」
「気持ちイイ? サキの味すっごく美味しいよ。癖になりそう。恥ずかしがらないでもっと濡らしていいんだよ? このままじゃキツくて挿れてあげられない。」
『挿れる』という言葉にこの先に待つ恐怖が現実味を帯びてきて、無意識に彼の名前を出してしまった。
「やだっ! やだぁ…! ソコはスイの…、スイだけの場所なのに…!」
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