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オネェとホスト不思議な同居生活
第3章 祐希と輝
明菜に連れられて、私は従業員用の休憩所みたいな場所に連れて来られた。
「そうねえ‥‥」
そこには男女関係無く服が沢山置いてあり、化粧品や化粧台‥まるで楽屋みたいな雰囲気‥
此処で働いている人達って、みんなこの場所で着替えてるの?
「・・・
こんな感じね、私は外に出ているから、そのスーツに着替えて頂戴」
「え‥あ‥‥うん‥‥」
此処まで来たら、私に拒否権なんて無い‥
明菜が出て行った後、私は初めて男物のスーツに着替える‥自分でも不思議な感じ・・・
「どおー?」
扉の外から明菜の声‥
「えっと‥
ネクタイの結び方が分からない‥‥」
「ああー!
という事は着替え終わった?
入って良い??」
「だ‥大丈夫‥‥」
声を掛けた後に明菜は入って来たけど、私を見て何故かニコニコ顔。
「やっぱり予想通り‥
これに髪は完全ヴィックにしてしまいましょう」
一応ネクタイの結び方を教えて貰った後、髪は上げその上からヴィックを被せられ‥
私とは全然違う茶髪、それに眼鏡も取られて軽く薄化粧。
「予想以上にスーツが栄えるわあー!」
「これ‥‥私‥‥」
鏡に映るのは、私自身予想もしてなかった、イケメンな男性‥
これ本当に私なの??

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