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オネェとホスト不思議な同居生活
第3章 祐希と輝
club pulse(クラブ パルス)
此処が明菜が働いているお店‥
このclubに働いて数ヶ月で、明菜はNo.1オネェの座を勝ち取って、今やそっち系では有名‥‥らしい。
「ママー
1人連れて来たんだけど、入れてくれないかしら?」
仕事前のclub内‥
照明は半分くらい落ちてるけど、広いボックス席多数と、中央には舞台みたいな場所。
原色バリバリかと思ったら、結構落ち着いた色彩で統一されてる。
「あら明菜、あんだが誰かを連れて来るなんて意外ね‥
それも女なんて‥‥」
「祐希、こっちがこの店のオーナーの早苗(さなえ)ママ‥
これでも、この界隈に何軒を店を持つやり手なのよ」
「は‥はじめまして‥‥」
ママって事は男だよね‥
女にしては背が高いし、でも迫力美人で清潔感がある感じ。
「で、こっちが高峰祐希、私とシェアしている同居人‥
仕事無くて困っているのよ」
「ふーん‥
明菜に同居人が居たなんて聞いて無いわよ‥
でも‥そうねぇ‥‥」
早苗ママと呼ばれた人は、私をクルクルと見回して‥‥
「悪くはないわ‥
明菜、一度ホストの衣装を着させて見て頂戴、それから考えるわ」
「勿論よ‥‥」