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オネェとホスト不思議な同居生活
第3章 祐希と輝
私は高峰祐希、そしてこっちが大学時代からの腐れ縁の相原輝。
地元の大学で同じ専攻、仲良くなるのは早かったと思う‥
輝って凄くフレンドリーだったから。
どちらも地元からの大学だから、家も1駅か2駅くらいしか離れていない‥
だから時々一緒に帰るなんて事もあった‥ただそれだけだけど・・・
そんな大学生の頃、私は輝に呼ばれ、輝の家にお邪魔する事に‥
輝の家は両親は既に亡く、お姉さんと2人暮らし。
そこで起きた重大事件!
「姉ちゃん、祐希‥
俺‥バイ‥‥男が好きなんだ‥‥」
「「・・・はっ!?」」
言われた輝のお姉さんも、そして私も、輝のカミングアウトに驚き言葉も出ず‥
だって男が男を好きって‥あれでしょう同性愛者、オネェ・おかま・その類。
そんなカミングアウトをされ、幾ら仲良くなった私だって、広言した輝と距離を取っていた。
なのに大学生卒業後、就職の為に上京って段階で更なる問題が‥
「祐希ぃ、一緒に住みましょう?」
「え‥なんで‥‥」
「あら良いアイデアじゃない!
うちの輝なら、絶対祐希ちゃんも安全だし、2人でシェアしちゃいなさいよ」
もうこの頃になると、輝のオネェは近所中に広まっていたから‥
男が好きな輝と一緒にシェア‥同居すれば安心と、私の親も向こうのお姉さんも快諾。
そして私は泣く泣く、輝と同居生活をする事になったという訳・・・