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オネェとホスト不思議な同居生活
第3章 祐希と輝
こんな気楽なうちの親と輝の姉のせいで、輝と一緒に生活する事になったんだけど、1つ問題が発生。
内定を貰っていた企業から、内定を取り消され、私は仕事が無い状態からスタート‥
勿論、派遣でもバイトでも良いから、何でも探した。
でも‥輝とは違い、地味で引っ込み思案の私は、なかなか採用してくれる仕事が無くて、もうお手上げ状態。
そんな時・・・
「ねぇ祐希、うちの店に来ない?」
東京に来てから、輝は本格的にオネェに‥
すっかり女性姿、それも美人系‥声も男にしたら少し高めだから、全然違和感なんて無く、何処から見ても完全なる女性。
「でもあ‥明菜の店ってオネェ系‥」
「あら、そんな事ないわよ‥
女性が男装して、ホストってのも店のウリだもの」
「・・・
それって私がホストになれって事!?」
「祐希はね、自分が綺麗なのを全然分かってない‥
髪も染めないし眼鏡を掛けて、そんなの勿体ないと思わない?
背が高くてスレンダーなんだから、絶対にホストに合うわ」
と、かなり強引に私を夜の街へと誘った。