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***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
立ち上がろうとするルリから自身が抜けて、ルリがブルッと震えた。
事後の気まずさもなく浴衣も乱れたまま風呂に向かった。

先に歩くルリのほどけかかった帯を解き着物を落とすと、慌てて拾おうとする。

「どうせ裸になるんだからいいだろ…」

ルリは振り向いて、照れて困った顔をするが、何故か胸を隠していた。

プリッとした尻と歩く度に太ももを伝う俺の痕は隠さないので、後ろから黙って眺めていた。

フンフン〜フンフン〜

「ハルト、ご機嫌ですね。」

「そうかな?良く洗ってあげるからね。」

ハルトが機嫌よさそうで何かあるのではないかと思ってしまう。

風呂場に着くと夜の空気がひんやりとして、二人で慌ててシャワーの下にいく。
熱いシャワーを抱き締められて二人で浴びた。

ボディーソープをとりルリの体を洗う。ルリも真似て俺を洗う。

洗いながら、それとなく乳房を愛撫すると、ルリが震える。

あからさまでなく触れるから、何も言えずに堪えているのだ。

ッ…ッフ…

一生懸命声を押し殺すルリ。

「ナカを洗うから、脚を開いて?」

「じ、自分でしますから…」


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