この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第24章 step24十八段目…春
お弁当を食べてひとしきり散策をしていよいよ帰路につく。

運転中は卵をワタシが温める。そしてハルトが手を重ねてきた。

宿の料理や体験したことなどを話していたら割りと早くに着いた。
ハルトの家に寄るかと思っていたけど、
延泊した分、早く帰るように言われた。

「ハルト夕飯は?」

「適当に食べるよ。」

「きっと食べないからだめ。ワタシが簡単に食べられるものを買ってきますから、ハルトは卵を温めて待っててください。」

ハルトから財布を預り買い物を済ませた。
これから必要になるものを準備して車に戻る。

「ルリ、近くの公園でいい?」

「はい充分です。」

「じゃあここで、また明日。」

「ハルト、運転中、卵をこれで温めたらよいかと思ったのですが…
寝る時とかも…」

ワタシは準備したカイロを箱の底に置き藁を敷いて卵を乗せ、さらに上からも包むようにした。

「考えたなルリ、俺はぬるま湯に浸けて置こうと思った。」

「それは駄目じゃないでしょうか、息をしてるんじゃないかな…」

「そうかもしれないな、帰ったらネットで調べてみるよ。」

チュッとキスされて車を降りる。本当はずっと一緒の卵が羨ましかった。

/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ