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***堕散る(おちる)***
第7章 step7一段目
でも、しばらくは悪戯せず、食べて食べさせてを楽しんだ。
ルリに食べさせてもらった時に指に米粒が残っていた。
ルリの手首を掴み、指ごと舐めとる。
ルリが頬を染めるので、キレイになっている指をペロリと舐めあげる。
ルリは益々赤くなる。
この反応を見ると、どうしても苛めたくなるのだ。
何回か繰り返し、指を口に含み吸う。
アレの刺激で、まだ敏感なんだろうか?
視線がオレに降りていく。ああ、自分がシャブリたいわけね…
俺はルリの指を含んだまま、寿司を取りルリの口に運ぶ。
ルリが食べ終わるまで、唇をなぞる。
終えたのを見て唇をノックすれば、半開きになり指を迎え入れる…
互いに指を含み舐め合う、視線も絡め合う…
ルリの指を強く吸いながら、自分の指は掻き回して蹂躙する。
与える感覚と与えられる感覚まで絡み合い、ルリと神経が繋がり交差している錯覚に陥る。
そして、ルリは下の口が侵されてる錯覚にあるだろう。俺も、自身で下の口を蹂躙している気分に陥った。
ルリが一気に上気するのも伝わってくる。
ルリが先に堪えられなくなり、俺の口から指を離した。