この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事

「あの…キッチンの中をもっと見てもいいですか?」

「ああ、構わない。」

キッチンは、小さなシンクとコンロ、それに比べて天井まである冷蔵庫が2つ。1つにはほとんどがワインやお酒で、水やジュースなどの飲み物が少し入っていた。

もう1つの冷蔵庫は、チーズやナッツ、ハム、ドライフルーツなどお酒のおつまみになるものばかりだった。

ワインは沢山の種類が入っていた。

「ワインお好きなんですね。」

「ああ、食後にふと飲みたくなった時に、人に頼まず飲めるようにしたんだよ。」

「すごいですね。おつまみの用意をワタシにさせていただけますか?」

「ああ、いいよ。」

でも、それ以上することがなく、またソファーに戻る。その時オーディオセットがあるのに気づいた。
CDやレコードが沢山並んでいたけど背表紙にはタイトルが書かれていなかった。

王様がワタシがオーディオセットを見ているのに気づいたのか、リモコンを操作する。

静かにクラッシックが流れ始めた。

広い窓があり、そこからお庭が一望できるはずなのだけど、カーテンが閉められていて見えず、王様にも声を掛けづらかった。


/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ