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***堕散る(おちる)***
第8章 step8二段目…視覚
「ルリ何で目をつぶるの?」

「ハルトを覚えるように…見なくてもわかるようになるために…」

ルリのこういう一生懸命さに俺は弱い。
ズクン…
自身が反応する。

「あっ」

ルリも気づき、愛おしそうに触れて目を開ける。

「あ、あの…ズボンとパンツ脱がせるので、腰浮かせてもらえますか?」

俺が腰をあげるとルリがサッと下ろすので椅子に腰掛ける…
まだ太ももに中途半端に引っ掛かったままだ。
なんだろう、かなり悲惨な姿じゃないか?俺

ルリは俺の足を膝に乗せ、ズボンを下ろす、ふくらはぎを抱え脱がす、反対も…
あとトランクスもあるだろ?

焦らしプレイか?これ…

「シャツも皺になるので…」

人形にするかのように片手ずつ、ゆっくり脱がされる…
ああ、もう押し倒そうか…

シャツを脱がされるとき、すぐ目の前にルリの胸があるのに何も出来ない…
はぁ…心の中で溜め息をつく。

しかも、こともあろうか、ルリは、それらを膝の上で畳みはじめた。
俺はただ眺める…萎えちゃうだろ?

しかし、見ていたら、タイだけ結ばれ、あとはスカートだけのルリが見られていると知らず服を畳む。
胸をゆさゆさ揺らしているのにも気付かずに…
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