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***堕散る(おちる)***
第15章 step15九段目…約束の最終日
ふぅ〜

ハァ…ハァ…

それぞれが鎮まり息を整える。

「ほな、最後に、一番いいやつをくれてやろう…」


まだヤルのか…
おやっさんの欲にも呆れる。

「溶けるほどイイから、
忘れらんなくなるやろ。

餅つきや。

坊主、ルリちゃんに挿したまんまベッド降りて立てや。」

立ち上がりベッドから降りるだけでルリは鳴く。
姿見の前を通る際にルリの顔が見える。

赤い顔にトロんとした瞳、しかし鏡ごしに目が合う。
どうやら酔っているだけで、解離はしていない…



「餅に飾りをつけようで〜。」

ガラスの風鈴の小さい形をしたものを2つ見せるおやっさん…

風鈴の中に小さな鈴がいくつか入っている。

風鈴の上が尖っていてゴムの栓がしてあった。


いわゆる吸い玉、乳首の吸引クリップだ。
たぶん特注品だろう…


ルリの乳首にあてがう。ゴム栓を外して、おやっさんが吸う。

乳首がツンと飛び出すのを見て栓をする。


んあ゛っ…

ルリが叫ぶのを見て、風鈴の尖りを弾く…
中の鈴が転がり、腫れた乳首にあたり、

チリリリン…

小さな鈴の音がする…
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