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***堕散る(おちる)***
第17章 step17十一段目…日常…
「おはようございます。」
また8:30きっかりにルリがくる。
サマーセーターに短パン、ジーンズ生地のキュロットだった。
「ルリには似合わないな…」
キュロットなのも気にくわないし、実際ルリに似合ってなかった。
がっかりした表情…
ロッカーから服を出して渡した。
「これ…此処用の制服。着替えて…」
ソファーに腰掛け着替えを眺める。
「下着も脱いでね…」
ハルトに早く会いたくて…また、きっかりに来た。
いきなり服装をダメ出しされる。
内腿の痕が見えそうで隠したのに…
制服…今更だけど着替えは恥ずかしい。
ハルトはスーツでソファーから見上げているのだ。
「ルリ?」
前あきのワンピース型、ナース服ではないがそんな感じ…
やっと下着になる。
「痕しっかりついちゃってるね…」
ぽつぽつと離れて4ヵ所も痕になっていて、ハルトが一つずつ触れる。
昨日までの濃厚すぎる時間をカラダはすぐに思い出した。