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***堕散る(おちる)***
第18章 step18十二段目…夏休み後半
俺がそうに育ててるんだから、もっとも、sexが好き、sexしかいらないという人形にするという目標値には、まだまだ足りないけどね。

こんなところで、引き返されては困る。

「ルリが『俺が欲しがるオンナになる』って言ったけど、俺もルリにいつも欲しがってほしいよ。」

ルリをそっと剥がし、先程とった写真を持ってくる。


「さっき、日記の前に撮った写真。
制服って神聖なイメージだろ?
その中から、ルリの色気とエロさが溢れてて、
思わず撮ってしまった。」

次の写真を見せる。

「ルリは勉強してるのに、体は俺を誘ってるんだよ?」

残りの写真を膝に並べる。

「ルリが此処に来れない間に、見ようと思ってね…
ルリらしさが撮れてると思うんだけど…
ルリは撮られている間、何を思って濡れたの?」

写真のルリらしい部分を指で触れながら訊く。


「最初は、ハルトが会えない間の為にって言われて…
写真に残るのは恥ずかしかったんです…」

「うん」

「でも、シャッターの音がすると、ハルトがカメラを通してワタシに触れているんだと思って…」

「うん」



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