この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
***堕散る(おちる)***
第18章 step18十二段目…夏休み後半
「そういえば、夕飯作ってみたよ。」

「っはッ、…凄いですね。」

「卵が爆発した。」

「爆発っですか?」

「ああ、レンジでふわとろからポロポロに…」

「レンジにかけちゃ駄目なんですよ。」

「なんで?」

「爆発するから」

「なんで?」

「わかりません。」

「ルリも知らないんじゃん…」

「理由は知りませんが、レンジにかけちゃ駄目なのは知ってますよ。」

「ふうん…なんでだろうな〜」

「でも料理したの凄いじゃないですか。」

「今度ルリにご馳走してやるよ。」

「楽しみです。

そういえばハルトにお土産があるんです。」


ルリが俺の下から抜け出してロッカーから小さな袋を取ってきた。

渡された袋を開ける。
プレゼントをもらうなど初めてかも知れない。

なんだろう。
中身が楽しみだった。

ドキドキしながら開ける。ああ、これが楽しくて皆プレゼント贈り合うんだな。

シルバーのプレートがついたキーホルダー。
プレートには星座が刻まれていた。


「星空が綺麗な街なんです。母の実家。誕生日判らなかったので、ハルトと出会った蟹座にしました。

私もお揃いのを持ってていいですか?」



/1776ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ