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***堕散る(おちる)***
第22章 step22十六段目…初冬
んあ…
ズルッと体が落ちてハルトが奥に当たり目が覚めた。
ンゥ?
ワタシが動いたせいでハルトが起きる。
ん…起こしちゃったごめんなさい…
んん…
ッアン…
ハルトが腰を回す。
「ハルト…プリン食べませんか?」
「んん?
食べる食べる。」
ハルトが脇の下を抱えて抜きあげベッドの脇に立たせてくれた。
「いこう?」
リビングにお皿を並べ、珈琲を入れる。
「ルリはこれね。」
ハルトがお湯を沸かしてくれて、お土産の桂花茶を出す。
席に着きボールを逆さに置く。上から熱いタオルを被せる。
「どうなるの?」
「油があるし、少し溶けて剥がれ落ちるんです。」
「おぅ、そのために塗り塗りしたのか…」
「ハルト、叩いてみてください。」
ポワン…ポワン…プルッ
「今落ちた音がしたぞ、開けて見ていい?」
「はい、どうぞ。」
ハルトがテーブルに顔をつけ、覗きこむようにしてボールをゆっくり持ち上げる。
「落ちてる。」
顔を上げて勢いよくボールを外す。
プルンと揺れてプリンが現れた。
「ほ〜っデッカイなぁ…」
ハルトがプリンの横をペチペチと叩く。
「ルリよりデッカイよ?」
ズルッと体が落ちてハルトが奥に当たり目が覚めた。
ンゥ?
ワタシが動いたせいでハルトが起きる。
ん…起こしちゃったごめんなさい…
んん…
ッアン…
ハルトが腰を回す。
「ハルト…プリン食べませんか?」
「んん?
食べる食べる。」
ハルトが脇の下を抱えて抜きあげベッドの脇に立たせてくれた。
「いこう?」
リビングにお皿を並べ、珈琲を入れる。
「ルリはこれね。」
ハルトがお湯を沸かしてくれて、お土産の桂花茶を出す。
席に着きボールを逆さに置く。上から熱いタオルを被せる。
「どうなるの?」
「油があるし、少し溶けて剥がれ落ちるんです。」
「おぅ、そのために塗り塗りしたのか…」
「ハルト、叩いてみてください。」
ポワン…ポワン…プルッ
「今落ちた音がしたぞ、開けて見ていい?」
「はい、どうぞ。」
ハルトがテーブルに顔をつけ、覗きこむようにしてボールをゆっくり持ち上げる。
「落ちてる。」
顔を上げて勢いよくボールを外す。
プルンと揺れてプリンが現れた。
「ほ〜っデッカイなぁ…」
ハルトがプリンの横をペチペチと叩く。
「ルリよりデッカイよ?」