この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第2章 王子の嫉妬
「ローズ、早くレストランに行こうよ、予約の時間が来ちゃうよ」

 フィリップの無邪気な声が耳を打ち、ロザリナは長い物想いから我が身を解き放った。

「本当だ。遅れると駄目ね」

 ロザリナは朗らかに言い、繋いだフィリップの手を軽く振った。

―王子さまの名前って、トーマスっていうのね。

 どうしても思考はあの綺麗な王子さまの方に流されてしまう。あまりにゴージャスな花束を貰ったから愕いて、つい素っ気ない物言いになってしまった。あれでは王子さまに呆れられ、嫌われてしまったかもしれない。
/404ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ