この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第2章 王子の嫉妬
 考えてみれば、彼の母も権力に魅力を感じるタイプではなかった。だからこそ、父王に最後まで心を寄せることができず、元恋人と寄りを戻したりしたのだ。


 トーマスが薔薇の花束を贈ったときも、ローズは純粋に愕いていたようだし、こんな高い物を貰うわけにはゆかないと控えめだが、きっぱりと断った。高価な贈り物で彼女の気を惹くことはできないと、あの時悟った。


 逆にいえば、そういう権力に媚びない、世俗的な女性でないところがトーマスにはよりいっそう好ましく思える。
/404ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ