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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第2章 王子の嫉妬
 トーマスもプルタブを開け、缶コーヒーを飲む。彼はイケメンだが、けして軟弱なタイプではない。むしろ、ほどよく膚も灼けているし、精悍な雰囲気の方が強い。そんな彼が喉を鳴らしてコーヒーを飲んでいる様は何となくセクシーだ。


 思わず真横でトーマスに見惚れていることを自覚し、ロザリナは慌て自分もコーヒーを飲むことに集中した。

「ところで、君はアーサー王子の顔を知っていたようだけど」

 ここでトーマスは何故か躊躇いを見せ、それからひと息に言った。

「王室に二人の王子がいるのは知っている?」

「当たり前じゃない」
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