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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル
―ごめんなさい。

 やっと仕事を終えて彼のところに行くと、トーマスはいつも優しい笑みを浮かべた。

―俺がローズをずっと見ていたいんだから、君は気にしなくて良い。

 そう言って眼を細め、ロザリナの金褐色の髪を優しい手つきで撫でる。髪に触れられているロザリナの方が赤面してしまうほど優しい笑顔なのに、彼女に向けるまなざしはどこか熱っぽい。


 そんな時、ロザリナの方までトーマスの視線に籠もった熱に伝染してしまいそうで。

―あんまり物分かりが良すぎて、甘やかされてばかりいたら、我が儘になっちゃうんだから。
 と、訳の判らない駄々をこねた。
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