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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル

自分は騙されていた! かなりのイケメンだけど、ごく普通の男性と街角で出会い恋に落ちた。優しい彼とゆっくりと恋を育て、いずれその恋が本物だと互いに確信できたら、そのときは彼と人生を歩いていこうと思っていた。
なのに、すべてはお芝居だったというの?
「酷いわ、私を騙して。私はあなたとごく普通の恋をしているとばかり思っていたのに。あなたはおとぎの国の王子さまなんかではなくて、正真正銘の王子さまだったというのね」
なのに、すべてはお芝居だったというの?
「酷いわ、私を騙して。私はあなたとごく普通の恋をしているとばかり思っていたのに。あなたはおとぎの国の王子さまなんかではなくて、正真正銘の王子さまだったというのね」

