この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル
 寒い、寒くて堪らない。六月下旬だから、寒いはずはなく、むしろ暑いはずなのに、悪寒が止まらない。エレベーターが四階で止まると、疲れた身体を引き摺るようにして二人が暮らす部屋まで歩き、玄関ブザーを押した。


 合い鍵は持っているけれど、開けるだけの気力もなかったのだ。

「はーい」


 聞き慣れた声が聞こえ、ほどなくキーロックが解除される音が続いた。扉が内側から開き、ミッシェルが顔を覗かせる。
/404ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ