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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第3章 真夜中のプリンセス・ベル

「じゃあ、僕はこれで失礼するよ」
「ありがとう、ドクター」
「熱がまた上がるようだったら、解熱剤を取りにきて。後、変わったことがあればすぐに知らせるように」
あれはコリンの声?
「助かったわ。帰るなり失神してしまったので、救急車を呼ぼうかとさえ思ったの」
これはミッシェルの声だ。
「君がローズの傍にいてくれて、助かったよ。倒れたのは精神的ショックと過労だから心配はないけど、何しろ熱が高かった。放っておけば、危険な状態にもなりかねなかっただろう」
「ありがとう、ドクター」
「熱がまた上がるようだったら、解熱剤を取りにきて。後、変わったことがあればすぐに知らせるように」
あれはコリンの声?
「助かったわ。帰るなり失神してしまったので、救急車を呼ぼうかとさえ思ったの」
これはミッシェルの声だ。
「君がローズの傍にいてくれて、助かったよ。倒れたのは精神的ショックと過労だから心配はないけど、何しろ熱が高かった。放っておけば、危険な状態にもなりかねなかっただろう」

