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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第4章 真実の愛に気づく瞬間
 トーマスは恐らくトーマスなりに一生懸命考えて、あの夜、プロポーズしてくれたのだろう。自分が〝美女と野獣〟に憧れていると言ったただそれだけで、彼は映画を繰り返し見て、〝ベル〟の衣装まで作った。あの時、ドレスの色、デザインに既視感があると思ったのは間違いではなかったらしい。ロザリナが歓ぶと思って、せっせと準備をしているトーマスの姿が浮かぶようだ。





 堪え切れなかった涙が次々に溢れ出た。それでも、彼女はオーバーオールのポケットから、紅い小箱を取り出した。
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