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真愛~美女と野獣より・孤独な王子と黄色い薔薇の物語~
第4章 真実の愛に気づく瞬間
「―私も、愛して、る」

 声は小さいけれど、意外にはっきりと話せた。

「俺の妻になるということは、エーデリンデの皇太子妃に、いずれは王妃になるということでもある。君はそれでも良いのか? たくさんのマスコミに囲まれることは珍しくない」




「私が皇太子妃で―良いの?」
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