この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キスをして
第7章 小塚の憂い
どうにか抜け出した私は服を着て自宅に戻りシャワーを浴びた。
そのまま寝てしまおうかと思ったけど起きて私が居なかったら拗ねるんだろうなと思って再び小塚さんの家に戻った。

さすがに寝室で寝るのは気が引けて以前案内された和室に布団を敷いて潜った。

―――――

やっぱりいるんだね。
目を開けたら居るかなって思ったよ。視界いっぱいの小塚さんにはもう驚かない。
小塚さんが服を着ずに布団に潜ってるのも驚かない。
この人なら有り得ることだしね。

移動してきて再び寝たんだろう小塚さんは私の手を握って規則正しい寝息をたてている。
距離を縮めるように小塚さんの首元にすり寄って胸に手を当てるときゅっと抱きしめられた。

「いつ起きたの?」

「さっきです」

「自分で寄って来ちゃ駄目でしょ」

「どうしてですか?」

上を見上げると表情の読めない顔で私を見ながら溜め息を吐いた。

「勘違いされるよ?流されて俺としてるのに自分から来たら求められてるのかと思われるよ」

「だって小塚さんすごく落ち着くから」

「もしかして昨日も本当はそうだった?」

「言わない」

「意地悪だなぁ‥言いたくないなら言えるようにしようかな」

「ちょっ‥待っ―っん」

「予約の痕付いてるの気付いた?また首隠さなきゃね」

悪戯気に笑いながら噛み痕を舌でなぞり音を立てて吸い上げる。
/340ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ