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キスをして
第8章 二人の関係
「笑わない?」
「笑いません」
「始めは別に気にしなかったんだ。話しているだけで楽しかったから‥でも眞木さんに話しているのを聞いたり日下さんがあなたを呼ぶのを聞く度にイライラして」
「イライラ!?」
「聞いて‥あなたはそんな事思ったことないかも知れないけど俺はある。どうして俺はあなたとそんな風に話せる関係で居られないんだろうって思ったんだよ。嫉妬してるんだ‥あの黒沢?さんとはどんな風に話すのかと思ったら尚更」
「ふふ‥はははっ」
「笑わない」
「きゃっ!」
体を反転されて小塚さんが馬乗りに私の上に乗る。
「馬鹿だなぁって思う?」
「そうじゃないんですけど‥そんな風に思ってたんだなぁって。眞木君は年下だし?日下さんはやめてって言ってもやめなかったから。慣れちゃったのもあるんですけど」
「黒沢さんは違うだろ?」
「それはっ‥でも私の事を『律』って呼ぶのは小塚さんだけですよ」
「だけ?」
「あっ、でもお父さんに叱られた時よく律って呼ばれました」
「そこで落とすのか」
「笑いません」
「始めは別に気にしなかったんだ。話しているだけで楽しかったから‥でも眞木さんに話しているのを聞いたり日下さんがあなたを呼ぶのを聞く度にイライラして」
「イライラ!?」
「聞いて‥あなたはそんな事思ったことないかも知れないけど俺はある。どうして俺はあなたとそんな風に話せる関係で居られないんだろうって思ったんだよ。嫉妬してるんだ‥あの黒沢?さんとはどんな風に話すのかと思ったら尚更」
「ふふ‥はははっ」
「笑わない」
「きゃっ!」
体を反転されて小塚さんが馬乗りに私の上に乗る。
「馬鹿だなぁって思う?」
「そうじゃないんですけど‥そんな風に思ってたんだなぁって。眞木君は年下だし?日下さんはやめてって言ってもやめなかったから。慣れちゃったのもあるんですけど」
「黒沢さんは違うだろ?」
「それはっ‥でも私の事を『律』って呼ぶのは小塚さんだけですよ」
「だけ?」
「あっ、でもお父さんに叱られた時よく律って呼ばれました」
「そこで落とすのか」