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キスをして
第9章 小塚の本懐
「~~っだから間宮さんクリスマスなのに残業してるんですね!」

わざとらしく大きな声で言うものだから社員一同私に視線を向ける。

「なんだぁ~付き合ったばっかりなのにすでに喧嘩かと思ったじゃないかぁりっちゃん」

なんで付き合ってる事知ってるの!?
まさか黒沢さん?いや話すタイプじゃないし。となると誠司が言った?
有り得る!

「間宮さんは大丈夫だと思いますけど28日の締め切りが無理そうな時は早めに申告して下さい」

「うん、気を付けるね‥ところでなんで私が小塚さんと付き合ってるって知ってるの?」

「休暇中に小塚さんと買い物行きました?」

「行ったかな」

向こうが勝手に私を泊めようとするにしても流石に申し訳なくて食料の買い出しは一緒に行ったことは何度かある。

「りっちゃん前に目撃されてるんだから気を付けなきゃ~。手繋いで歩いてるの見掛けたよ~」

やっと私に構うタイミングが出来たからなのかいつもよりもニヤニヤと目を輝かせからかう日下さんを笑顔で無視して眞木君が差し出している参加表にサインをする。

「無視するなよ~っ」

「五月蝿い」

若干ドスの利いた声で背後から威嚇する黒沢さんに全員の動きが停止した。

「く、黒沢さんも飲み会参加しますかっ?」

眞木君!このタイミングで!?それ今じゃなきゃ駄目かな!?
しかも黒沢さん来たことないじゃない!!

ピリッとした空気が一瞬揺れた気がして黒沢さんが口を開いた。
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