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キスをして
第9章 小塚の本懐
「いつ?」

「27日の22時からです」

「空けとく」

「「「え?」」」

「なんだよ?来て欲しくないなら聞くな」

「まさか!出席にサインしておきますね」

私が入社してから会社の飲み会で黒沢さんを見たことなど一度もなかった。
どういう風の吹き回し?

さて、この忙しい時に飲み会をするならしばらく振りの徹夜をしようかな。
みんな普通に揃っているけど既に23時を過ぎているのは毎年恒例だ。
徹夜が決まればすぐに会社を出てアパートへ向かった。

――――

「明日は飲み会だぞ~!!しかも会社の金!!!」

「煩いですよ!今午前1時ですよ!!」

「橘さん!眞木が俺を叱る!!」

「良いからやれよ。明日の飲み会無しにするぞ」

無理な飲み会設定のせいで皆のテンションはいつも以上に異常な状態になっている。

「終わったぁ~」

しばらく続けた徹夜作業のお陰で29日締め切りまでを済ますことが出来た。会社を休んだ遅れは取り戻せたかな?
一日中仮眠以外は椅子に座りっぱなしで足も腰もお尻も体中が軋んでいる。

「りっちゃん終わったの!?」

「でも、29日分迄ですよ?」

「速えぇよ!速いよ!」

本当うるさいなぁ。日下さんって何でいつもこうなのかなぁ…。

「橘さん。退社して良いですか?」

「ん?ちょっと待ってて」

席を立った橘さんは全員の進行状況を確認して行く。
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