パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 律香の本懐

「仕事溜まってるの？」

「ううん。メール見てただけ」

「夕飯は？」

「んーちょっと空いてるかな。何か作る？」

「·············成長したんだね」

「コラ。そんな目で見ない」

母親かのような目で見るんじゃないわよ。

「何が食べたい？俺作るよ」

食べたいものと聞かれても誠司が作るものは何でも美味しいからこれと言って浮かばない。
思案しているとパジャマの襟から手を中に忍ばせて来る。

「─ご飯は？」

「すぐに思い付かないならまだ平気だよ」

首筋を舌先で擽る。

「─ふっ、ん··さっき､した···ばっかり」

ブラをずらし胸をし抱いていく。

「見てるとダメなんだよね」

「っん､は··」

「声我慢されると煽られてる気になるんだけど」

立ち上がった粒を掠めるように弾く。

「明日実家行くの面倒になってきた」

「·ん、行き··なよ」

「折角律が居るんだから飛行機の時間までベッドでダラダラしてたいんだけどな」

「だめだって」

「一緒に行く？」

「!!??は!?え··え!?」

「嘘だよ」

流されそうだった意識も一瞬で覚めた。

「でも今度帰ってくる時は一緒に行こうね」

「あー····練習しときます」

「なんのだよ─ははっ」