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キスをして
第4章 間宮の受難
俺って言わないで

「いや‥あっいっ」
いつもと違うと余計に感じる。

「何が嫌?」

片手で顎を掴まれ振り向かせられる。
突然視界いっぱいの艶めいた顔と赤く濡れた唇にキスを期待する。

「キスはしないって言ったでしょ」

触れそうな距離で動く唇を目で追ってしまう。

「何が嫌なのか聞きたい」

唇に触れる息が私を擽る。

「話し方変えないで」

「どうして?」

どうして言わせたがるのよ。

「いっ‥たぁい!やぁっ」

「じゃあ言って」

思い切り蕾を潰される痛みから逃げたくて言ってしまった。

「感じるから嫌」

「ははっ乱れた間宮さんが見たいからやめない」

餌をあげてどうするのよ私!

私をベッドに押し倒し脚の間に入り込んで足先を口に含む。

「汚っ「汚くないよ」

指の間を舌先で擽り脹ら脛をなで上げる。くすぐったさと甘い刺激を本能が逃げようと身をよじるけど逃がしてはくれない。

「ふっ‥んっ‥つっ」

「声出して?聞きたい」

ロングスカートを捲り上げながら覆い被さり唇を指でなぞる。

内股から足の付け根を刺激され息をついた隙に親指を口内に差し込まれた。
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