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契約的束縛外伝・自由への扉ー
第4章 面白い星
ドサッと倒れる賢人と、それを冷たく見詰める私‥
この場で流血騒ぎを起こしては、後々面倒事になると判断し、流血させない方法を選んだ。
「・・・盟主・・・」
「ルーク、ひとまず倒れた者の事は後回しです‥
クラウディア嬢、この様な遅い時間に、我が部下が余計な事をしました、誰かを呼び屋敷まで遅らせましょう‥良いですね?」
「勿論ですわ‥
盟主ゴールド・クルス様」
私の事を知っているとなると、王家でも王に近い血筋‥
大事になる前に気付いて良かった。
幾らCross selsが賢人がと反発していても‥
Cross selsは私を護り、私に従う私の大切な玩具箱。
それを、みすみす潰す気など無い‥
私には、まだまだこのCross selsは必要なもの・・・
その後、クラウディア嬢を丁重に送り返し、賢人の方は空席という事で処理。
ルークの筆下ろしは未遂だったが、これは私が何とかしようと思う‥
少々ルークに肩入れし過ぎだが・・・