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おデブが愛されちゃダメですか?
第28章 100本の薔薇に思いを込めて
彩香の経理課のデスクに、
何本あるのか分からないくらい沢山の
薔薇の花束が置かれていた。
みんな興味津々で、
「高梨さん、凄いわね!高いわよ~!
1本いくらするのかしら、誰からのプレゼント?」
経理のお局に、聞かれた。
手紙が添えられていたので、
封筒を開いて読もうとしたら、横からお局が
覗き込んできた。
「えへん!あの、ひとりで読みますから・・・」
「あ~らごめんなさい」
そそくさと自分の席に戻って行った。